[代官山] OFFICINR UNIVERSELLE BULY / 身にまとう大自然

ここ数年、SNSで度々目に入るようなったBULYの商品。このパッケージ、インスタなんかで結構目にしませんか?

私も、店内が可愛いと聞いて気になっていたけど、香水はお気に入りがあるし、ちょっと高いよな~ってイメージがあってそんなに食いついてなかったんです。

が、しかし。

友人が香水を買うのに付き添って、本店に行ったら一瞬で虜に。衝撃の香りに遭遇。

苔と鉱物の香り「リケンデコス」

LICHEN DECOSSE  - ” 赤茶色の泡のような地衣におおわれた、ギリシア神話に由来するヒュぺルボレオスの岩の香り。極寒の地に生息する草花は毛皮のように鋭く茂り、凍てついた苔の雫が太陽に照らされた花粉をスコットランド、へブリディーズの島々の曙とともにゆっくりと溶かす。 “

簡単に言うと、なんと、苔と鉱物の香り

いやもう、『苔と鉱物』なんて謳い文句、嗅がなくても欲しいんだから、嗅いだらもっと欲しい!!!

まるで森林浴をしているかのような、深い森の香り。本当に緑。香りが色に見えてくるくらい緑!

ずっと森に住みたかったのでこりゃもう住めたも同然、という感想。

次買うときは絶対この香水!と決めたけど、まだ今使っているのが残っているから諦めよう。と思ったら店員さんから悪魔の囁きが、

「 オイルでしたら全身に使えて、ヘアオイルにして髪から香らせることもできますよ〜」

(え?お風呂上がりこの香りに包まれて寝たら間違いなく幸せだし、ヘアオイルにしたら香水同様の役目を果たすんでは・・・・?)

即購入してしまいました。

香水は1瓶¥20000くらいするのですが、オイルは¥6000円ほど!

なかなかの容量ありますし、この香りと効果&インテリアとしても可愛いパッケージならコスパも悪くはないんじゃないかなと思います!

フレグランスマッチのロマン

オイルだけにとどまらず、日本画が描かれたマッチも買っちゃいました。(いやマッチなんていつ使う?と思いましたよ、思いました。)

担当してくれた店員さんが、お姉さん絶対読書家ですよね・・・?という、たまらない小説的なワードチョイスで香りの説明をしてくれるのでまんまと乗せられてしまった。

「この香りはどこか刹那的といいましょうか~」「〇〇に出てくるあの香りはきっとこれだと思うんです」

いちいちズキュンとくるワードに、その説明と全く外れない香り。

困った…笑

聞くと西洋では古くからマッチに火をつけ、手に持ちながら部屋を歩き、お客さんを招く前や寝る前にその煙で消臭・浄化する習慣があったそうなんです。

特徴である素早い消臭効果は、何世紀もの間、化粧室の消臭や香り付けにも用いられてきたそうな。そのマッチに香りをつけたのがBULYのもの。

『スミヒノキ』 – 夏の雨に濡れる庄野の里、深い檜の森に漂う神聖な黒い煙炎とフランキンセンスの香り。幾年も焚かれた炎と煙を受け燻された寺院の高貴な香り。絹、刀、巻物が眠る漆黒の杉の箱。杉と樟脳の、青々しい木々の香りに満ちた東海道の鳥居から望む無常なる俗世と秋の枯葉。

マッチは大好きなヒノキの香りをチョイス!

本当は魅力的な香りがもう一つあったんだけど(読書家店員さんのイチオシの香りらしく、その素晴らしさをこれまた小説的に熱弁してくださいました笑)、パッケージの日本画がどうにもこうにも可愛くて、とても悩んで今回は見た目重視に。

もちろんこちらも素晴らしくいい香り。

「マッチを焚く」っていう新習慣。

部屋も常に綺麗にしていたくなるし、「はい。リラックスの時間ですよ〜」って脳に伝えるサインになっている気がします。

これはいい買い物をしたな!

こんな時期ですし、#STAYHOME していたくなるように自分で工夫が必要ですね。